« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »

2018年7月

2018年7月22日 (日)

新幹線以外は微減傾向~青森県内鉄道利用者数

本当久しぶりに、乗車人員数や平均通過人数に関する話です。

JR東日本は毎年7月になると、前年度の駅乗車人員数(新在ともに)や平均通過人員数のデータを公表します。

最近助かるわ~と思うのは、2012年度分から新幹線各駅乗車人員数のデータが載ってること。

東北新幹線八戸-新青森間は、平均通過人員数で7,500~8,000人/日キロと需要予測をされて着工されましたが、北海道新幹線新青森-新函館北斗間開業前ですら10,000人/日キロ弱(2015年度)であり需要予測を超えていたところ、北海道新幹線開業によりさらに1,500人/日キロほど通過人員数が増えています

また、頑張ったのが七戸十和田駅の乗車人員数で、2017年度は780人(新・在)/774人(新幹線単独)と、二戸(781人/774人)にほとんど並びました。現時点で二戸に停まる列車は七戸十和田にも止まるのがほとんどですが、データが裏付けてますね。

一方で、青森と新青森です。

新青森在来線を含んだ乗車人員数より新幹線駅乗車人員数の方が多いという珍現象が起きていますが、これは在来線を含んだ乗車人員数は在来線改札分+新幹線→在来線への乗り換え改札分の集計新幹線乗車人員数は新幹線改札分+在来線→新幹線乗り換え改札分の集計分というのが結果として現れたと思われます。

さて、データの中身に関しては、新幹線は北海道新幹線開業のタイミングで700人ほど落ち込んでいますが、これは乗り換え改札通過分がごっそり無くなったのが大きな理由でしょう。

青森は基本的に減り続けています

そりゃそうだ。

青森で降りたって不便だし、何しろ面白くねえもん

青森市役所の機能の一部がアウガに移転してなんぼかマシになるのかもしれませんが、それ以外に乗客が増える未来が見えません。残念ながら魔設計の改築案での着工が10月となりそうですが、投資効果が高いと感じることができないんですよね。

路線ごとの平均通過人員数は、すべての路線で前年割れです。新幹線も新幹線新青森-新函館北斗間の開業効果が消えた影響で、問題は本年度からでしょう。

結びになりますが、新幹線に関しては需要予測を上回る結果が出ているので、まあ堅調と見ていいでしょう。しかし在来線は、何とかしないと本数が減らされたり、路線廃止になったりするかもしれませんよ

もっとも怪しいのが、津軽線新中小国信号所-三厩間ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月19日 (木)

うーむ、やっぱりそうかい。さてフルとミニどっちを選ぶ?~九州新幹線FGT正式断念

本日、与党検討委が開かれたようですが・・・・・。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00010003-norimono-bus_all

九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉間のFGT正式断念とのことです。

これで規格はフル規格かミニ新幹線のいずれかの選択となります。

こりゃやむを得ませんね。何しろFGTで300km/h走行できないんですから

現在は山陽新幹線でもN700系が最高速度300km/hでバンバン走っており、500系と700系に合わせるとしても最低でも285km/h出せなければ使い物になりません。

ただし、ミニ新幹線も慎重に検討するべきです。山形・秋田新幹線の前例があるじゃないかと簡単に考えることなかれ。現在はホーム柵というものがあり、車両が在来線規格の大きさになるミニ新幹線では、フル規格区間のホーム柵(あるいは可動式ホーム柵)のドア位置に合わせるのはなかなか難儀かと思います。東北新幹線では新在併結を前提として新青森方にミニの編成を併結すると固定されているほか、ホームドアはミニ新幹線が開業した後に設置されたので対応できていますが、九州・山陽新幹線の場合は果たしてどうなるんでしょうか?

ともあれ、FGTは新幹線では技術要求のレベルがあまりにも高いし、コスト高になりすぎて採用できないと結論付けられましたが、モノ好きの私鉄あたりに導入して、積み上げた技術を生かしていただきたいもんです

それと、今後注目しなければいけないのは、新鳥栖-武雄温泉間は、結局規格はフルかミニのどちらが選択されるか、です。

純粋に個人的意見を言わせていただくと、フル規格とする場合は、本来佐賀県が負担するべきである建設費を国や長崎県が負担するぐらいやらないといけないのではないでしょうか?

そりゃそうだ。国の見通しに振り回された挙句、隣の県からやりたくもない工事を強要されると、佐賀県としては何とも面白くないですからね。

はてさて、どうなることやら?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月 9日 (月)

青森駅改築よりも操車場新駅!~ただしアリーナは要らない

久しぶりの記事で、なおかつ久しぶりに青い森鉄道ネタ。

青森操車場跡地に青森市がアリーナ建設の検討をしているそうです。健康づくりとスポーツ振興へあてるように、と市民から20億円の寄付があり、それを元手に、ということですが、アリーナ建設関連する事項として、青い森鉄道の新駅設置もあるとか。要望を受けた県は慎重姿勢を示しているようです。

まあそりゃそうだわな。

私見を先に申し上げてしまいますが、駅建設だけでその20億は吹っ飛ぶと思いますよ。

新駅を設置するとなるとカネを出すのは県と市両方でしょうが、もうすぐ魔設計のまま工事が始まりそうなJR青森駅のケースで事業費が97億円(国の交付金:約53億、青森市:4億6000万円、他は起債)で計画されています。

青森駅と操車場新駅は、駅舎の規模は違いますがJR貨物青森信号所に隣接する位置になるという、ちょっとめんどくさい立地であること、青森駅の機能移転に対する拡張性など、いくつか考え処はあります。ただの勘にすぎませんが、筒井駅のように7億円では到底収まらず、事業費はまあ50億円は下らないのではないでしょうか?

まさか10億以下で造ろうなんて思ってないよね???

小野寺市長は市役所改築の事業費を圧縮したことだけは評価できますが、一転市役所の方が操車場に近いはず(青森駅と市役所は約1.4km、操車場跡地と市役所は1km無い)なので何とも矛盾を感じます。どうも浅く広くというスタイルなんでしょうか?

青森市は地理的中心部に鉄道路線が走っているのにもかかわらずそこに駅がないという、なんとも可笑しな街です。操車場新駅はそこに楔を打つ話なんですが、どうにも煮え切らない。計画そのものは20年程度前に出されているはずですが、いい加減何とかしませんか?

あ、忘れちゃいけない。

アリーナは稼働率を保てるかが疑問なので、反対!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »