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2016年1月31日 - 2016年2月6日

2016年1月31日 (日)

北陸新幹線、米原は通らなさそう。

当blogでいまさらこの話をテーマにするわけですが、北陸新幹線敦賀以南のルート問題、JR西日本は小浜・京都ルートとしたい旨を表明しつつ、米原ルートは却下しましたね。しかもこれは正式に、です。

以前私はこんな記事を書いたことがありました。
http://seisyo-euro.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/jr-4795.html

京都-新大阪間をどうするかが気になっていましたが、JR西日本は別線案と考えているようですね。

私は基本的には小浜(若狭)ルート支持でしたが、その理由はJR東海が東海道新幹線区間への車両の乗り入れに対して融通が利かないこと、北陸新幹線はもともと東名阪の輸送の多重化に建設の意義があり大阪につながらないと効果半減であること、そして東海道新幹線に乗り入れるとJR西日本があまりもうからないと考えられること、がありました。

少々JR西日本の儲けの部分について、営業距離をベースに比較してみましょう。
計算の条件としては、
・金沢-敦賀間は125.1kmでだいたい確定
・敦賀以南については、西側への遠回りをできるだけ避けて京都駅へ乗り入れるルートを仮定して
 だいたい95km
(実際は5kmくらいは増える可能性があるでしょうが)、
・京都‐新大阪間は東海道新幹線の実キロをとりあえず仮定
 (細かいところでルート変更したり、地下化したりがあるでしょうからこちらも数キロのズレがでるかも)
これでしてみたところ、金沢以南が米原ルートが160kmくらいにとどまるのに対し、大体260kmくらいとなりました。
ちなみに、この記事を書きながら、ふとJR西日本が支持するルートが最終的に新大阪まで伸びると、JR西日本が営業する新幹線の実キロ合計がどうなるか気になってきましたので、計算してみたところ、山陽新幹線の553.7kmや北陸新幹線の既開業区間等と合計すると、1000km弱となります。さらにちなみにJR東日本は東北の674.9km、上越の269.5km、北陸・高崎-上越妙高間176.9kmを合計して1121.3kmとなるので、新幹線の営業距離の規模としてはJR西日本とJR東日本がほとんど等しくなります

JR西日本にとっては、東海道新幹線乗り入れは面倒くさいし、それに労力を使うぐらいならやり方次第で山陽新幹線にも乗り入れられる可能性もあるわけで、かつ米原ルートより100km営業距離が延びる分儲かるので、総合すると京都経由大阪乗り入れのメリットは高い、という判断が働いてきたのではないかと思われます。

こりゃ米原ルート支持者の皆様、一気に分が悪くなってしまいましたね。

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