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2016年10月

2016年10月25日 (火)

青い森鉄道のウリを少しだけ考えてみる

今回の帰省では、少々時間があったので青い森鉄道の青森-浅虫温泉間の往復、GPSのデータを取ってみました。

上り列車
Photo

こっちは下り列車。
Photo_2

何が言いたいかというと、

改めて言う、青い森鉄道は青森県内の在来線鉄道の中で今も最速の路線である、

ということです。

青い森鉄道の現有車両青い森701系および青い森703系です。車両性能(設計最高速度と設定された営業速度)の関係で最高速度は110km/hですが、ご承知のように東北新幹線八戸-新青森間が開業する前までは、旧・東北本線 八戸-青森間の最高速度は130km/h出していた線区です。つまり、保守が適切にできており、車両性能が適合され、かつJR貨物との調整ができれば今でも130km/h運転は論理的に可能である、ということです。※前述の通り現在は営業最高速度110km/hの車両しかいないので当然できませんが。

次に述べるのは最高速度の比較です。

青い森鉄道:110km/h

~JR各線~
奥羽本線:秋田-弘前-青森:95km/h
津軽線:100km/h
五能線:85km/h
大湊線:85km/h
八戸線:85km/h

~私鉄~
弘南鉄道:弘南線、大鰐線ともに不明ですが、まあ85km/hは超えないでしょう。
津軽鉄道:70km/h

普通列車のレベルでも、青い森鉄道は県内在来線最速です。

新幹線は圧倒的に速いですが、高速性で言えば青い森鉄道もがんばってはいて、こいつはウリのうちの1つでしょう。

あんまり冷遇しないであげましょう。

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2016年10月17日 (月)

盛岡車両センター青森派出所の現在

今回の帰省でやりたかったことの1つとして、「盛岡車両センター青森派出所」の現在の様子を見て回る、というものがありました。

国道7号を含め、同派出所には4本の跨線橋が掛かっていますが、これを言ったり来たりしつつ外周を歩き回ってみました。

まずは設備の概要を。
検修線5線、到着線3線、着発線20線、洗浄線7線、電留線10線など。
結構な大きさです。

始めに感想をひとことで言ってしまうと、「栄枯盛衰」という感じですね。

私がガキんちょのころは日中も留置車両が結構あったもので、着発線にも絶えず車両があったもんですが、いまはほとんどありません。

その要因は、やはり東北・北海道新幹線の延伸です。

ここは東北本線の全線複線・電化完了に合わせて開所され、当然当時は有効長13両編成分に対応できる規模、かつ特急車両1編成当たりの編成両数の多かったので、ああいう規模になっています。

今は長距離列車は新幹線にシフト、在来線は多くても6両編成分あれば、だいたいが事足りるようになっています。

青森市の在来線鉄道施設上の拠点性はもはや完全になくなってしまっていると言ってよく、この現状は自明の理といったところでしょうか。

北海道新幹線開業までに運用していた485-3000が留置されていたり、首都圏で活躍した211系などが北側の電留線群に疎開留置されていました。

E751系は北側の留置線群に紛れて1ユニット、車両検収庫に2ユニット留置されていました。検収庫側の2ユニットは、エアコン撤去などの作業中だったかもしれませんが、室内に段ボールが乱雑に置かれているように見えました。

E751系は2000年の運用開始ですから、手入れをすればまだ使えそうな気もします。前にも言いましたが、青い森鉄道で安値で買い取って、お客さんを呼び込むフラッグシップ車両として活躍させる手は無かったんでしょうかね?
あ、でも考えてみれば、E751系は両先頭車が付随制御車、中間車が2両1ユニットで組成されていて、したがって中間車の先頭車改造をしない限り、最短4両編成への組成が必要だから、さすがに無理か。青い森701・703系が2両のみで運用しているところを4両編成をで運用するのは供給過多、大改造費の捻出もできないだろうし、車掌乗務をさせられないだろうし。

ただ、青い森鉄道は花形車両はリゾートあすなろと、JR任せの感があり、客を呼ぼうという意志が感じられません

ホント青森って、鉄道の拠点で成り立ってきた街なのに、在来線鉄道に関しては扱いが悪いですね。

そういうことを考えてしまう「お散歩」でした。

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2016年10月 3日 (月)

北海道新幹線、相当にゆっくり走ってる(笑)~総括偏

今回はデータ取りの総括です。

まず採時箇所の選定についてです。
東北新幹線の場合は各駅を基本として、遊びで長大トンネル坑口なんかを独自で設定してましたが、北海道新幹線に関しては、新青森、共用区間始点、奥津軽いまべつ、青函トンネル本州側坑口、竜飛定点、吉岡定点、青函トンネル北海道側坑口、湯の里知内信号所、共用区間終点、木古内、新函館北斗と、148kmの区間でかなり多くなってしまいました。

地味~にめんどくさいのが、コモナイ川橋梁と第1湯の里トンネルを計算に入れなければならないこと。

北海道側の明かり区間は青函トンネルを出てから、と思われることが多いでしょう。かつ北海道側坑口としてわかりやすさから映像なんかでもよく使われている「青函トンネル北海道側坑口」とされている箇所ですが、実はあれは第1湯の里トンネル坑口で、青函トンネルはあれの1500mほど本州側が本来の坑口です。知っている人は知ってますが、青函トンネルと第1湯の里トンネルはスノーシェルターでつながっています。

このため神経を研ぎ澄ませないと、いつの間に青函トンネル⇔コモナイ川橋梁⇔第1湯の里トンネルを通過したかがわかりにくいため、今後は「青函トンネル北海道側坑口」は採時箇所から外れることもあるでしょう

さて、データを取ってみての印象です。皆さん北海道新幹線のダイヤは相当に余裕を持って組まれているのはご存知でしょうが、「やりすぎ」の感がありますね。

トンネル内ではGPSが受信できないんでよくわからないんですが、明かり区間では230km/h強しか出ていません(笑)

あの、最高速度は260km/hですよ。余裕時間を持つ必要性は重々わかりますが、せめて巡航速度を245km/hくらいにしましょうよ(笑)

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2016年10月 2日 (日)

北海道新幹線、相当にゆっくり走ってる(笑)~上り編

今回ははやぶさ24号のデータを。

 

上り 駅間
    距離
  時刻表所定 実際通過時刻 駅間
    所要時間
駅通過時GPS速度 駅間
    平均速度
新函館北斗   13:35 13:35:46  
  35.460         0:10:58   194.006079
木古内     13:46:44   135  
      13:46:44    
  1.885         0:00:49   138.4897959
共用終点       13:47:33   133  
  9.825         0:04:56   119.4932432
湯の里知内       13:52:29   120  
  3.037         0:01:21   134.9777778
第1湯の里T ~1.167~     13:53:13      
               
コモナイ川橋梁 ~0.140~            
               
青函T北海道       13:53:50   126  
  17.583         0:07:38   138.2069869
吉岡定点       14:01:28      
  23.000         0:10:37   129.9843014
竜飛定点       14:12:05      
  13.267         0:06:26   123.7336788
青函T本州       14:18:31      
  6.223         0:02:57   126.5694915
奥津軽いまべつ     14:21:28   122  
    14:21:28    
  9.106         0:04:35   119.2058182
共用始点       14:26:03   120  
  29.404         0:09:47   180.3311755
新青森   14:36 14:35:50      

こちらはGPSデータ。
20160920_3024b

出だしがいきなり200km/h超なのは、新函館北斗の乗車位置が橋上駅の真下になってしまってGPSが受信できず、発車後しばらくしてからようやくGPSが受信されたことによるもの。

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2016年10月 1日 (土)

北海道新幹線、相当にゆっくり走ってる(笑)~下り編

今回は、北海道新幹線区間の走り方について。

新青森-新函館北斗間はトンネルが多いので、取るのに苦労しましたがGPSデータも付けます。

あ、動画も撮ってみてますよ。手製の暗幕を使用したのでほんの少し自信作です。

前に東北新幹線区間でやっていた各駅通過時刻とGPSデータ、北海道版も作ってみました。

これは、はやぶさ95号

下り 駅間
    距離
  時刻表所定 実際通過時刻 駅間
    所要時間
駅通過時GPS速度 駅間
    平均速度
新青森   9:06 9:06:17      
  29.404       0:09:39   182.8227979
(共用始点)       9:15:56   130  
  9.106       0:04:42   116.2468085
奥津軽いまべつ     9:20:38   134  
    9:20:38      
  6.223       0:02:46   134.9566265
青函T本州       9:23:24      
  13.267       0:05:46   138.0381503
竜飛定点       9:29:10      
  23.000       0:10:03   137.3134328
吉岡定点       9:39:13      
  17.583       0:08:41   121.4948177
青函T北海道       9:47:54   136  
               
コモナイ川橋梁

~0.140~

           
               
第1湯の里T ~1.167~     9:48:30      
  3.037       0:01:28   124.2409091
湯の里知内(信)       9:49:22      
  9.825       0:05:00   117.9
(共用終点)       9:54:22   114  
  1.885       0:00:58   117
木古内     9:55:20   115  
    9:55:20      
  35.460       0:12:36   168.8571429
新函館北斗     10:07 10:07:56      

GPSデータは、
20160920_3095b

次回は上りのはやぶさ24号を。

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