頑張ればカシオペア復活可能~ただし、その可能性は低い。
先日、カシオペアクルーズなどの兼ね合いで、試運転として北海道新幹線開業後に初めてE26系が北海道に現れました。
You Tubeなどで動画を投稿されている方も多いですが、牽引機関車は本州内はEF81、青函間はEH800、函館以北はDF200だったようです。
このうちEF81はEF500でも良いとして、カシオペア(E26系)は一応論理的には復活できるということが証明はされました。
ただし、問題はEH800とDF200はJR貨物所属のものであるという点です。かねてから指摘されていたようにカシオペアの存続が難しいとされていた理由の1つがこれです。
また、ダイヤは北海道新幹線の保守間合いを計算に入れなければならないため、北海道新幹線開業前の様にはいかないかもしれません。
新幹線は140km/hもしくは260km/h、EH800は、連続登り勾配で100km/hは出ないでしょうから、ダイヤの設定が難しそうです。
新幹線最終列車に続行する形で共用区間を通過しなければならない、或いは保守間合いを短くできないのであれば、奥津軽いまべつや知内湯の里信号所などの信号所設備の有効活用を行うのも手でしょうけれど。
あと、トランスイート四季島とどう住み分けをするかという別の問題もあります。
これを考えると、カシオペアと四季島の両方を活かすのはさすがに厳しいと思われるので、寝台特急(クルーズトレイン)の系統は、やはり四季島に1本化でしょうか?
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