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2015年7月26日 (日)

北陸新幹線敦賀以南~結局どのルートを選択するか?

1970年代に始まった新幹線整備計画(整備新幹線)、このうち未だに決まらない北陸新幹線敦賀以南のルート

決定に向けての議論が再開してはいますが、またもめにもめるんだろうな。

ご承知かと思いますが、現在3案が検討されています。

①小浜(若狭)ルート
②湖西ルート
③米原ルート

どれもそれぞれにメリット・デメリットがあります。

①は東海道新幹線から運用系統が独立されられるので輸送系統の3重化(東海道新幹線、リニア、北陸新幹線)が可能だが、建設費が最も高く、費用対効果が最も悪い

②経済波及効果は関西に限定すれば3案中最大だが、輸送の2重化(リニアは現在のところ京都乗り入れは想定していない)は東京-京都間にとどまる。また、湖西線で新線建設ができなかったり京都以南で東海道新幹線に乗り入れられなければ、FGTの利用が大前提で、FGTの実用化も不確定。

③(湖西ルートをスーパー特急かフル規格とする条件で)新線建設費用が最も低く、費用対効果は最も高いが、JR東海は、東海道新幹線(米原-京都-新大阪)への乗り入れを困難視しているため、東名阪の輸送の3重化は東京・名古屋間にとどまってしまう可能性が高い

まあ、このほかにもいろいろありますが、それぞれの案ともクリアすべき前提条件があります。その中でJR東海(東海道新幹線)との関係性を軸に考えると、東海道新幹線に乗り入れない小浜ルートか湖西ルートとなるでしょう。JR東海が乗り入れに対して消極的ですし、JR西日本がヘタをやると、北陸新幹線における増収分はJR東海に持っていかれる可能性は考えた方がよさそうです。

一方、費用対効果を、JR東海・西日本の関係性を無視して、かつ東海道新幹線への乗り入れをしなくてもかまわない、という考え方で考えると、湖西ルートか米原ルート、ということになるでしょう。

私個人の好みとしては、小浜ルートです。東海道新幹線に乗り入れる必要が無ければJR東海からいろいろ注文されなくて済むし、増収分はJR西日本が独り占めできます。まあ湖西線を経営分離するかが新たな議論として出てくるでしょうが、経営分離は行政などのやり方次第では止められるかもしれません。
ただ、費用対効果が最小なのもわかっているつもりなので、湖西や米原のどちらかのルートで決定しても、理由に納得はできます。まあ、早い話どのルートでも間違いじゃないと思っているわけです。

さて、考える前提として、費用対効果や経済波及効果はもちろんとして、
・東海道新幹線への乗り入れを条件とするか
・東名阪の輸送の2重もしくは3重化というのは、どこからどこまでの範囲で実現させるべきか

等々という視点で、じっくり議論をしていただきたいですね。

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