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2014年8月24日 (日)

やっぱり新青森に全列車停車ですかね?

みなさん、今月発売された鉄道雑誌をご覧になられましたか?

今回は北海道新幹線についての記事がありましたが、そのうち某鉄道ジャーナリストが書いたものの内容がそれなりに濃かったですね。この中で少々気になる内容があったので、これをテーマにしてみたいと思います。

北海道新幹線は新青森から北進するとR2500のS字カーブをしますが、カントが新青森側が85mm、奥津軽いまべつ側が200mmとなっており、仮に通過列車が設定されると約200km/h程度(車体傾斜使用無しの場合)ということになるそうです。
新青森には全列車停車が見込まれたという割には通過可能速度がこの速度とは何とも微妙ですが、この話が本当であれば、東北新幹線細越トンネルから北海道新幹線野木和架道橋(国道280号内真部バイパスを架道)まで最高速度で走行できないということになります。

ちなみに、新青森へ新幹線が260km/hから停車する場合は大体6kmの距離を使っていますが、下り(東北新幹線)列車の場合は以前にもお伝えしたように細越トンネル手前からATCブレーキが掛かり始めます。この例に従うと上り(北海道新幹線)列車の場合は、青森市瀬戸子地区からATCブレーキが掛かり始めることになろうかと思います。

さて、話を本題に戻します。
新青森に全列車停車となるかどうかの予測においてポイントになりそうな項目がいくつかありますが、私は2つ着目しましょう。

・新青森に北海道新幹線の保守区と乗務区が建築されるため、既存の車両センターなどを含めた運用上の拠点性が上がる。
・いわて沼宮内以北の新幹線各駅の中では乗車数が現在のところ新青森が最も多い。

というところでしょうか。
特に運用上の拠点性において北陸新幹線との違いを述べさせていただきます。会社境界駅と「運用上の拠点性が同等以上のレベルの駅」までの距離が全く違います。

北陸新幹線の場合は上越妙高から拠点性のさらに高い長野まで距離が59.5kmと比較的短いわけですが、当然長野と同等の乗降客数を見込めない、車両基地を新設するには長野に距離が近すぎるということから省略されたということなんでしょう。いろいろ検討されたでしょうが、結果、長野-上越妙高間はJR西日本が乗務担当することになっています。

東北・北海道新幹線の場合、八戸や新青森通過を考えている方もいらっしゃると思います。そうなると運用上の拠点性が同等以上の駅が盛岡や新函館北斗ということになりますが、それをやってしまうとJR東日本およびJR北海道の乗務員を、178.4kmだったり148.8kmと、北陸の場合の倍以上の距離を他社に乗り入れさせることになってしまいます
在来線においては、他社線区乗り入れは縮小傾向にもあるので、新幹線においては北陸のケースは特例として、今後は乗務員の他社線乗り入れはやらないんじゃないでしょうか?

というわけで私は、新青森は普通に考えれば全列車停車。と予測しています。
さあ私や皆さんの想像のナナメ上の停車パターンが誕生するかどうか、1年数か月後と思われるダイヤ発表に注目ですね。

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コメント

 新青森通過列車、というのは、想像したこともありません。将来札幌まで延伸したところで、首都圏〜札幌間のシェアが急に半分以上になるとは思えませんが、新青森通過で得られる時短がシェア拡大に貢献することと、青森〜北海道間(或いは首都圏・仙台〜青森)の利便性が低下することを天秤に掛けると、新青森停車の方に分があるように思えます。
 『のぞみ』の山陽区間での停車駅は、以前より増えています。首都圏〜北部九州の新幹線シェアが高くないため、闇雲に通過して所要時間を短くするよりも、むしろ途中駅の利便性を高めるほうが得策、と判断しているのでしょう。

#私も珍しく鉄道ジャーナル最新を入手し、件の記事に目を通しました。

投稿: たぬき | 2014年8月24日 (日) 17時39分

>たぬき 様
早速のコメント、ありがとうございます。
> 『のぞみ』の山陽区間での停車駅は、以前より増えています。
そうですよね。
新幹線が得意とされているのは中距離と言われていますが、すなわちあまり停めなさすぎるとシェアを維持できないことは、
JR自身がさすがに解っているというところでしょう。
さらに、本州-北海道の旅客流動のなかで青函間の鉄道の数が結構な割合を示す現実もあるので、
新青森は通過させにくいのではないかと思います。

投稿: 青湘遊郎 | 2014年8月24日 (日) 19時12分

新青森は対東京・仙台では盛岡より需要は少ないですが、対札幌では確実に盛岡を上回るでしょうからJR北海道も新青森通過は望んでいないでしょう。
さらに新函館北斗開業時には新青森での乗務員交代が決定し、既成事実が出来たこと、青函トンネルはJR北の乗務員が必ず担当しなければならないと定められていることから、札幌開業後でも新青森通過は考えられません。
まだ盛岡と新函館北斗通過で、大宮・仙台・新青森の3駅のみ停車の便が出来る可能性の方が高いくらいです。

投稿: 竜飛岬 | 2014年10月29日 (水) 13時19分

>竜飛岬 様
遅くなりましたが、コメント、ありがとうございます。

まあ最終的には停車駅はJR東日本とJR北海道が決めることではありますが、
新青森は本文の通り、運用的にも停車の必要性が高いので、
私は通過の可能性は低いと思っています。
ご指摘の
>青函トンネルはJR北の乗務員が必ず担当しなければならないと定められている
というのは、もう少し確実な情報を私自身も是非欲しいと思ってます。

一方、盛岡も私個人的には通過の可能性は低いと考えます。
理由は、東北・北海道新幹線の速達列車は、盛岡にとっても秋田にとっても欲しいからで、
本数をむやみやたらに方向別に増加させるわけにいかないからです。

といって、盛岡通過も完全否定しているつもりもないので、悪しからず。
もし通過列車が設定されたら、「おお、思い切ったな」と、確実に感じるでしょう。

投稿: 青湘遊郎 | 2014年11月 2日 (日) 10時08分

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