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2012年4月29日 - 2012年5月5日

2012年4月30日 (月)

関越道バス事故~「運転」における「安全」を考える

皆さんご承知かと思いますが、去る4/29未明、関越道上り線藤岡Jct付近で高速バスが防音壁に突っ込むという事故が発生しました。バスの車体の前後方向に防音壁が貫いているという、普通ならありえないぶつかり方です。

当然と言うべきか、乗客が全員怪我も無く無事ということは無く、7人死亡などという惨事となりました。

このバスは、交代要員無しで東京ディズニーランド(千葉県浦安市)-金沢駅(石川県金沢市)の往復の途中だったとかいう話がありますが、バスツアーを受託した会社の安全への配慮が欠けていると思います。いや、そもそも自動車という乗り物の安全性「人間による運転」というある種の胡散臭さによって保証されているわけで、その「基本」を蔑ろにする怖さってのを教えられた事故ではないでしょうか。
高速バスは、何と言ってもその料金の安さが魅力の1つですが、ユーザーはこういった事故は決して他人事ではなく、それ相応のリスクを承知で乗るべきでしょう。

事故の直接的原因は運転手の居眠りとのことですが、考えてみるとここに「安全を保証する人間の胡散臭さ」が現れているんですよね。乗客や運転手自身が居眠りを望まなくとも運転手自身の眠気は何時起こるかわからないからです。

ここで当blogの主役たる新幹線を引き合いに出させていただきます。
2003年の山陽新幹線運転士がSAS(睡眠時無呼吸症候群)が原因で居眠り運転をしてしまい、岡山駅での停止位置が100mほど手前にズレた事件をご記憶の方も多いかと思います。この事件では乗客・駅ホーム上の利用客にけが人等の発生はありませんでしたが、再度言わせていただくと、図らずも新幹線の安全性が保証された形になってます。新幹線の場合は運転手の居眠りが発生しても、ATCにしたがって停車するだけですから、運転手に何かあったらかなり危険である自動車とは大違いなわけです。
交通機関の運転に求められるのは、運転手・運転士自身に何かあっても乗客や利用者の安全が保たれることではないでしょうか。

私は高速バスの存在意義自体を否定をしているつもりはありません。敢えてもう1度言いますが、「人間による運転」というある種の胡散臭さによって安全が保証されている交通機関なので、それ相応のリスクがあります。それを覚悟で使いましょう。

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