いい条件なんじゃないすか?
並行(平行)在来線に関する重要なニュースが入ったので、工事レポートは本日はお休み。
並行在来線のJRからの資産譲渡の話がまとまってきているようです。
三村知事が8日の記者会見で現状を報告しました。以下、概要。
・県はJR当初主張の160億円の約半分に相当する80億円で施設を買い取る方針。
・JRは青い森鉄道の経営が円滑に進むよう、100億円以上掛けて線路や駅舎の補修などを行う計画も検討中としている。
もしこれがそのまま決定したら、私は実質結構お得な条件だと思います。信越本線→しなの鉄道の場合と大違いです。何しろ今回の条件の場合、差し引き30億円の得になることになります。JRによる線路・駅舎の補修策がなければこれらは青森県が負担することになっていたでしょうから、優遇策と言ってしまって良いかと思います。
やっぱり貨物列車の存在ってのは大きいものがあるようですね。東北本線は今までも、そしてこれからも貨物列車にとっては大動脈。JR東日本及びJR貨物もここのルートがなくなると困るわけで、物流停止の予防策という側面を持っているのでしょう。
しかし、新幹線が着工してから青森県にとって厳しいことに変わりは無いにしろ、青森県の鉄道にとって運が良いことも結構多いと感じるのは私だけでしょうか?
着工当初は完成予定が2020年ごろとされていたのが、経済状況・政局の変化を経て来年12月開通目標と工期が半分程度に前倒しされたし、八甲田トンネルも当初貫通までに10年掛かると見込まれていたものが6年7ヶ月という、見込みより相当短い時間で貫通していますし、津軽線の経営主体が北海道新幹線のそれと違うということで、経営分離の対象外という判断をもらうし・・・・・。
さあ後は最終決着と、JRの支援がきちんと100億規模のものになるか、手抜きをしないか、騙されないか、きちんとチェックすることだな(笑)
今回はすいません、写真はまた後で載っけます。
お待たせいたしました。本日はこちら行ってみましょう。
話の流れを途切らせたので、写真もそれに合わせて・・・(爆)
国道280号バイパス沿いの某コンビニ駐車場から撮ったものです。
コンビニに寄ったとき駅舎方面を見てみたら視界に入ったので、撮ってみました。
※2009年1月12日、追記および画像アップ。
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