« 新しい青森駅ビルに市役所? | トップページ | 山陽・九州の「さくら」と東北・北海道新幹線 »

2009年2月24日 (火)

アウガとこの計画の比較と予想

青森駅周辺関連の続きです。

前回は駅への市役所業務移転は、目的が限定されすぎているものなので、アウガと同様の失敗を招くと危惧して結びとしましたが、今日はアウガについて少し述べてみます。

前回は私は失敗という言葉を使いましたが、人の流れが増加したという意味では成功もしていますデータが信頼に足るかは別ですが、この記事では信頼することにします。)。これは私たちが身近に経験した、最もいい例かつ十分に参考にするべきケースで、私はアウガは成功も失敗も両方したと考えています。ちょっと二枚舌っぽくていただけない話の流れにしてしまいましたが・・・・・・。

アウガは再開発の成功例として、たま~に他地域圏のメディアや再開発関連のレポートの事例として取り上げられたことがありました。しかしテナント売り上げが見込みよりメチャメチャ悪いなどなどの理由で第三セクターが破綻したのは記憶に新しい話です。もっともこの根源はテナントのせいではなく、売り上げを予測した三セクが、青森市県民の購買力に見合わない過度な予測を立て、事業規模を高く見積もったということの方が重要な原因と思いますが。

この「売り上げが低い」という事実と、その逆に「青森駅周辺への人の流れの増」という統計調査から1つのことが見えます。

人の流れを変えるだけでは活性化とは言えないということです。

ある調査レポートではアウガのテナントのショップの売り上げが低いのは、購買力の弱い若年層をターゲットにしているために客単価が低いのが原因とされています。 一方で青森市の実質的な商業的中心市街地は浜田地区およびその周辺です。このレポートによると、中心購買層をアウガより高め(とは言ってもスーパーが核店舗ですから、「総合的」と言った方が正しいと思います)になるようにターゲットを設定し、なおかつ周辺に「ついで需要」を引き起こすアミューズメント施設(映画館やゲームセンターなど)を置くことにより、客単価が高いそうです。

アウガと新町周辺はどうか?それが散在しすぎている今の消費者は中心街区中の数百離れた場所にいちいち歩いて移動するほどお人好しじゃあなくなってきているので、こういった「ついで需要」を引き起こすための条件としては圧倒的不利。だからアウガのように人の流れはそこそこでも、中心市街地活性化と言えるまでの結果になっていません

実感する限りここ数年の新町商店街その周辺の寂れ方は物凄い。その中で行政サービスだけを移転させても青森駅・行政サービス拠点の1箇所のみ効果があるだけで、新町商店街の売り上げが伸びるということは考えにくいと思ってます。なので活性化には繋がらないと思ってしまうんですよね。

皆さんのご意見はいかがでしょうか?

~2/28、写真アップです。荒川橋梁・高田高架橋平成19年9月の続き。

H1909_4 H1909_5 H1909_6

場所は前回の記事のものと撮影位置がだいたい同じですが、架線柱がしっかり写るように露出をアンダーにしたり、背景に山を入れる構図にしたりと、工夫を自分なりにして電化工事の進捗が分かるように心掛けた記憶があります。

|

« 新しい青森駅ビルに市役所? | トップページ | 山陽・九州の「さくら」と東北・北海道新幹線 »

趣味」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アウガとこの計画の比較と予想:

« 新しい青森駅ビルに市役所? | トップページ | 山陽・九州の「さくら」と東北・北海道新幹線 »